浮き船氏の投稿記事2015/5/1   5/7

ずくなしさん。
いつも、詳しい、健康被害のデータ。
ありがとうございます。
特に、関東側での、出生と死亡とのかい離が大きくなっているようですね。
今で、事故原発での放射能で、健康被害が既に起きている人はどれくらい、いるのかなあ、と考えたりします。
政府関係者は、鼻血程度で、あそこまで、ナーバスになる位だから、全員知っているとは思いますが、推進派・脱原発問わず、半分くらいには達してくれていると、知らない人に対しても、互いに警告し合えるので、予防・対策・早期発見にはいいなあ、と考えます。
セシウム137が、β崩壊する時のエネルギーが2MeV。
DNA一本の耐力が、6keV程度。
この単純な事象さえ知っておけば、自身の耐力の100倍以上もの破壊力のある物質が、体内の何処かに留まれば、その組織の周辺。何十か所にも、DNAの2本の鎖が切れたり、その破片が、別断片に入り込んで、塩基配列が変わったりする(これが重病発症のトリガになる)のは、当然と言う事は、文系出身の何処の誰彼が、調べずの希望的観測で、あくまで観念的に「放射能は身体にいい。」と言ってみても、物理的に、誰でも判ることです。
(小泉さんが、実に呆れてしまうと、1か月ほど前に言っていましたが、 「世界一の安全基準」と言ってみても、 その実証・具体例を言わずに言う行為と同じ)

さて、と、言うことで、最近、郡山で、口蓋裂があり、かつ足の指が3本しかない(うち2本は癒着)奇形の子供が生まれました。
親が、堕胎させずに、産む覚悟をした以上は、その子は、容姿も、何事もなかったかの様に修復、走ったり歩行時に支障がない様にと願います。
事情を訊けば、そこの父親側も、母親側も、誰も、奇形の親族はいないとの事。
事故後、福島県内の“安全宣言”を信じ、(国・県曰く、事故前の基準値1mSv/年よりも遥かに高い、計測ベースで 10mSv/年などと言うのは、今は、“安全”と宣言されているからこそ、 都内でも今やありがちな、その線量率の当地の土を袋で付けて、 ドローンで、官邸に贈答しても、全くテロにはならないのだと思うのですが。
 宛先側の自宅の花や菜園を育てる栄養土にでも、使えばいいのです。
 逆に、威力業務妨害と言うことで、福島の土にビビッているのならば、 「福島は、危険」と、本音であり本当のことを言えばいいだけなのです)食や大気との接し方も含めて、親は、ごく普通の生活を送っていました。
そして、今、その親は、悲しみと後悔のどん底にあると言うことです。
ただ、実は、厚労省は、1年半前に既に、それとはなく、国民にシグナルを送っていました。
“それとはなく”だから、私自身も、医療統計を見て、気づいたのも、今から、僅か5か月ほど前です。
つまり、彼らが、全国各地の病院から集めたデータによると、全国総計で、何千人と言う単位ではありますが、心奇形が、事故後最初の1年で、37~47%の範囲で増え、次の年も29~34%増加。
つまり、福島の事故後は、過去にはない勢いで発症が続伸し、事故後2年で78~98%にも患者数は増えています。
(範囲があるのは、22~23年度の患者数で、10名以下の発症のある病院の場合は、-がふられていて、実数が掴めないから。その-のふられた所を総じて1と置きシビア側、同様に9と置いた物を緩慢側の数字とし、計算。
 現実は、ほぼ両者の中央値に来ると思われます)
心奇形がこれだけ増加しているのに、他の身体の部位で、奇形が増えていない筈がないではないでしょうか?
厚労省側は、この1年半前の時点で、患者の急上昇に気づいていた筈なので、データを単に、寡黙に置くのみならず、まさにその時点で、国民にも、言葉で警鐘を鳴らすべきでした。
非ホジキンリンパ腫だって、ここまで、有意に増えているではないですか。


非ガン系でも。


骨の疾患だって、骨租そ症がここまで発症増があるなんて。


が、彼らは、ウクライナ政府発表のものとして、チェルノブイリの事故後も、後年に各疾患急増が来る、健康被害の実態も知りつつ、福島の事案で、そう言う、被害拡大の施策を取らなかったばかりか、以降1年半も、次の年次データを出して来なくなりました。
(今は、既に年度が変わっている故、25・26年度と2年分も、追加でデータが発表可であるのに。早期にデータが明るみに出ていれば、予防・対策が出来たのに。。。)
これは、厚労が、311の地震・津波が起こった当初から、健康被害など無きストーリーにしたかった環境省に、気を遣っていると見ます。
(もっとも、環境省自体は、「原発事故に対しては、健康被害など、あっても無きモノに。」と、IAEA(国際原子力機関)に圧力をかけられているのだが)「何故、2年分すぐに、データを出せない?」と言う質問に対しても、口をつぐんでいる。
今の厚労大臣は、気の小さい人なのでしょうか?
省庁間の調整も大事かもしれないが、私が、厚労相ならば、後に、自身大きな禍根も抱えたくないし、「警告を出さないで、多くの人の命や健康を蔑ろにした」ということで、国民から、集団訴訟も含め、自分の責任を問われたくないので、リスクを認知した時には、首相や官房長官にどう言われようが、その時点で、起こっていること・分かっていることをハッキリと国民に伝えますが。
(国の分水嶺とも言える、重要な局面の処で、 worth側への群集心理を持ち込むべきではないと考えます。
 その中で、もし、日本人が、尋常な精神状態を持っていたとしたら、 今の政府や、事故を起こした東電も含め、電力会社には、 先に引用した、小泉さんのような、感想・強い切望になる筈です。
 http://blogos.com/article/107707/ )
何れにせよ、今の国内の現実に目を転じた場合、こう言う状況下では、厳しい言い方になるかもしれませんが、周りの大人達が、情報を多角的に取る等をして、「何か、周囲の様子が変だ。」と言う事で、気づくべきだったのかもしれません。
今は、チェルノブイリが起こった昭和の時代とは違い、最新の科学技術で、コトがうやむやにはなり得ない、平成に入って来ています。
医療機関に、母親の検体を持ち込めば、134Csや137Csの有無で、(今は、ナノテクが進み、1000万分の1mmの分解能で、 分子構造が見れる様になったので、DNA周辺の物質判定可に)WBC(ホール・ボディ・カウンタ)以上に、風評被害か健康被害かは、今や正確に判定され得ます。
上記のような、世に出て苦労するかもしれない子供、そして、奇形の宿命を負わされたが故に、闇の中で堕胎させられる、多くの子らは、本当に可哀想な、推進者達からの被害者なのかと考えます。

 

ずくなしさん。こんにちは。
抗原抗体反応ですか?
先日も書きましたが、放射線物質が、MeV級の崩壊エネルギーを出して来る処に、6keVでDNA1つがやられるので、いたしかたなしかもしれませんね。

ところで、太平洋ベルト地帯での、事故後の県別、患者数の伸びを出しておきます。

茨城の2年で、6割増を筆頭に、兵庫・埼玉・大阪あたりが、高く来ています。
ついで、4割増の福島です。
東海3県は、2年で2割程度の増だから、空乏層です。